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オタブログ 絵と日記が中心 2007,10,6~                                                                     ゲーム関係はネタバレアリアリなのでよろしくお願いします
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かなり期待してたんだけど、悪い方向に予想が外れた。
広告の表現ってのは重要なんだなと。
それを受ける側も読み取らなきゃいけないというのもまた大事なんだなと。




ニンテンドーの商品紹介ページにて、
「現実世界と幻覚世界、二つの世界を行き来しながら物語を進めていくホラーアドベンチャー」
なんて書かれてるんで、結構気になったけど、何とも言えない内容。

ゲームのシステム自体はありかなと思うけど、これならエンディングをいくつも設けずに1つに固定したうえで、ゲーム進行やシナリオをがっちりかみ合わせてほしかった。
話の内容自体は嫌いじゃない。が結末で見えてくる真実があまりにチープで、あえてこんなファンタジーにする必要があったのかと。いっそ、ノベルにしてキャラクターも増やして描写も力入れたほうが良かったと思う。
独りよがりの文章がとても読んでて疲れたのもまた原因の一つ。
ゲーム中に出てくる黒猫も「相棒」と紹介されているが、ただのシステムパーツの域を出ないために、相棒とは何ぞやといった感じ。

探索型の作りとしては、こういうものもある、と受け止めているので不満自体はない。
が。このゲーム、探索物が小さいうえに画面のズームはできないと来ている。探す対象がわかっても何がどこにあるか見えない、探す対象があいまいな情報だとさらに見つけにくくなる。全体的な画面の暗さもあいまって注射器やハサミといった小物系は前後でも差があるのかわかりにくかったりする。
また制限時間が短縮される要因などに関しての説明がなく、シナリオ的にもそれらの存在に説明がなされていないため、そういった部分に関するご都合主義が何とも言えない。これがアクションゲームであれば難易度設定という側面からシナリオを度外視してそうするのもありだろうけど、シナリオを軸に持ってきているこのゲームにおいて理不尽や非論理性は間違いなくゲーム評価を下げる要因だと思う。

マルチエンディングに関しては、HP内でやることやったら真相がわかるよ、的な文章を載せてるけど、真相は最初のEDまでで明らかになっていて、やって変わるのは結末だけ。マルチエンドに真相はほぼほぼ関係ないのも紹介の仕方としては結構ぎりぎりのラインでは?と思わなくもない。
真相のファンタジーっぷりにどんなマイナス点も吹っ飛ぶのはある意味良かったのかなというのもあるけど、もう少しがっちりアウトラインとシナリオの軸は明確にしてもらいたかったなぁ。

あと、カーソル変更が必要なのか不要なのかが説明に書かれていないのはダメ。
やればわかる、は間違いないけど、それに頼るのは怠慢の極み。こういったのは客と店員とかでも同じで店員なんだから察しろ!わかるだろ!というのは話にならない。
ブラックザフォールもそうだったんだけど、基本の説明はしっかり詳細を明記するのは前提。そのうえでそれらを組み合わせた応用に関して書かれていないのはプレイヤーにお任せってのは問題なし。
細かいけどこういうのができるできないは、相手に対する対応そのものなんで。

ホラーっちゃホラーだけどジャンル的にはなんとも表現しにくい。
好きな作品の空気だけどホラーっていうほどホラーじゃない。
800円なんで興味持った人はやってみたら、といった感じ。
ホラー好きや作りこんだゲームやりたい人には絶対おすすめはできない。
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