キャットクエスト2

相変わらず面白さは健在。
今作はさらに二人で遊べる仕様。

前作ではシンプルな一人用アクションゲーだったのが、本作では二人プレイが可能にパワーアップ。
キャラも増えて世界観も広がってます。

変わらず面白いので、前作と違う部分と「これはちょっと…」という部分を並べておきます。

前作との相違
＜敵がやや強め＞
正確には硬くなってるんだと思います。
また杖装備(後述)による遠距離攻撃ができるようになったため、敵の攻撃頻度も厚め。
おそらく二人プレイで手ごたえのある難易度にしたい意図も見えます。
そんなで一人プレイだと戦闘はかなりうまくやらないとスムーズには進めない。
＜魔法追加＞
こちらも二人プレイの幅を持たせる意図もあっての追加といった感じ。
やや性能に変更があるため前作の知識はいったんリセットして遊ぶのが安全。
＜杖追加＞
体力半減のデメリットがあるものの、遠距離からの攻撃が可能。
ある程度は耐久にテコ入れできるため、敵の攻撃頻度が高い本作では杖は使いやすい。
＜犬の国＞
今回は犬の国も出てきました。
＜メニュー画面＞
攻略した洞窟数、やサブイベント数が見れるので逃しがあるかすぐに確認できます。
とてもいい。
またマップ画面でも洞窟には探索済みの宝箱未回収洞窟などにマークがついていたり、サブイベが表示されていたり便利。
＜特殊な行動追加＞
回避にダメがのったり、クリティカルが強化されたり、回避時に強力な攻撃が撃てたり。
＜キングスマーカーという長距離移動施設＞
前作に欲しかったかゆいところ。
本作では最終的に空を飛ばないので便利といえば便利。
(それとは別に移動速度はアプデで上がってる)


残念に感じたところ
＜イベント間の時間進行＞
ぶっちゃけると、針の上にいる状態でイベントが始まると、キャラを動かせない時間に針ダメ食らうという状態。これは本当に残念。
＜画面カクつき＞
色々盛り込んでる反動なのか、瞬間的に画面が飛ぶように動くので予期せぬ位置にキャラがいることも。結構痛い仕様。
＜同じようなやりとりのイベントが多め＞
基本的におつかいなので仕方ないものの、内容では「体が言うことを利かない！止めてくれ！
」パターンが2種。
＜シナリオは説明不足な部分が多め＞
結局最初の王やフェリンガルド、ルーパスの話が断片的で、両国の根幹的な問題や経緯がまるで謎。
さらにそこにアエリウスが絡んできて謎に拍車がかかる。

こんな感じです。
前作はちょっと覚えていませんが、少なくとも今作では近接武器は軽い武器、重い武器の2種、杖は弾の飛ばし方が多様で、攻撃の見た目は色々あって面白いのですが、近接武器は実質振りの速度しか違いが無いのでそこはもったいない感じがします。
またクリティカルに関連する装備もありますが、特化させるなどはしにくいため、そのあたりも魔法や特殊技能的なものを設けるなどして幅が広げられれば評価はさらに上がったんじゃないかなと。


最後にクリア後のニャーゲーム関連。
前作ではレベル1や装備なしなどでのタイムアタック的なやりこみがメインに据えられていた印象がありましたが、今作では逆に好きなところまで強化してみてくれ！みたいなやりこみ要素に感じました。
自分は一区切りつけて次のゲームを遊ぶ予定ですが、現在836Lv、強力装備の嵐の兜が989Lv、スケルトンキングの王冠が708Lv、嵐の鎧、スケルトンキングの鎧が999Lv、キングスブレイドは272LvでキングスブレイドⅡはLv70(一度クリアして入手)。お金もかけて、王の杖が360Lvが今の状態です。王の杖が育つまでは、ニャルダ―の杖を育てて対応(664Lv)。
初めの王の鎧とか育てたかったんですが、ここいらでやめておきます。
(キングシリーズは鎧が198Lv、王冠が155Lv)

快適さは無印が上ですが、システム的にも次への布石な雰囲気があって今後の期待が感じられる作品。