忍者ブログ
オタブログ 絵と日記が中心 2007,10,6~                                                                     ゲーム関係はネタバレアリアリなのでよろしくお願いします
[420]  [419]  [418]  [417]  [416]  [415]  [414]  [413]  [412]  [409]  [408
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ゲームがうまくて、どんなゲームもかかってこい!って人は挑戦した良いかと思います。
基本的には買ったらダメなゲーム。







パッと見、ヴァルキリープロファイルに似ているため面白そうかなと感じるかもしれませんが、見た目が似ているだけで中身は別物というか、独自アレンジしてめためたに失敗した料理みたくなっています。ただし見た目はそこそこ良い。

前提ですが自分の、ゲームのプレイ状況として以下となっています。
・レガート編プレイ、クリアできそうにないので中断
・おそらく終盤には差し掛かっていると思われる(中盤終わり際?)
 ->オフィディア洞窟群-南出口-
・ザルフィカ、ロンギヌス、ウィンチェスターを使用
・強化されているのはロンギヌス、ウィンチェスター、アポロン、ダーダネレス

曲は良いんですが、ゲームシステムもシナリオも正直低評価です。正直評価できる要素がない。
特に肝の戦闘が守り主体で進める必要があり、そのうえで守りづらいストレスゲーです。
具体的には、
・ブロック操作でダメージ軽減することが可能だが、求められるのはパーフェクトブロック(いわゆるジャストガード、以下PBと表記)
・上記理由として、PB時はコンボが途切れない、APが回復する、キャラ固有のスキルも発動する、など
・中でもコンボが切れないことが重要で、基本的に火力が低いためコンボ継続でダメージ倍率を上げて攻撃しないと雑魚戦でもやたらと時間がかかる
・当然ボス戦はコンボのダメージ倍率が乗ってないとほとんど敵の体力が削れない
といった問題があり、そのうえで
・敵の数や攻撃頻度によってはプレイヤー側の攻撃機会がほとんどなくPBし続けるだけになる
・ブロックは全キャラ一斉
・攻撃中はブロック操作を受け付けてくれない場合もある
・敵の攻撃がどのキャラを狙っているかわからないためブロックがいるのかどうか、タイミングは誰に合わせるかを見極める必要がある
・そもそもブロックやヒットストップで画面が止まるためタイミングが取りづらい
・キャラの行動によって画面も動くためそもそも見づらい
と言った点もあいまって「これ何が面白いの?」という状態。

また、この難易度に対する救済措置がないためゲームの苦手な人は実質クリアができないゲームとなってます。
というのも、レベル概念が無く攻撃力や体力を伸ばすといったことができません。厳密には輝石というパーティに対し3つまで装備できるアイテムでキャラのステアップ自体は可能ですが、輝石はその内容がランダムなので、攻撃を上げるような輝石が手に入るかどうかは完全にランダムで、当てにできません(しようとするととんでもなく時間がかかる可能性がある)。
そのため生存するのも敵を倒すのもPBとコンボ継続に頼ることになります。

その他全体的に、ゲーム内容を説明しきれておらず非常に理解しにくいです。

個人的に最も不愉快だったのが、一番最初のシナリオです。攻撃しましょうと促され攻撃するのですが、敵の攻撃の方が遥かに強く、また耐久も敵と変わらないくらいのため、主人公の回復や復活にお世話になるのはもちろん、敵から攻撃を潰されるとその時点で一気に不利に傾きます。
なんでこんなに難易度高いんだ?と悩んでいましたがそのシナリオの後半でようやくブロックの話が出てきて、ブロックの存在を把握しました。
このゲームは進むにつれ、というか序盤から既にブロック必須、特にPBはできないとゲームを進めることはできないという難易度にもかかわらず、ある意味攻撃よりはるかに重要なブロックをセットで説明せずに最初の戦闘の難易度を爆上げさせているのはどういう意図なのかと感じます。

操作自体は簡単ですが(特殊な入力が必要なわけではないので)、それゆえに難易度の設定の仕方とプレイヤーへの要求が高くなっています。

ここまででも相当なゲームだと思うんですが、これ以外にも、
・敵の攻撃がわかりづらい
・そもそも敵が重なるので後ろの敵の動作が全く見えない場合もある
・攻撃フェイント動作をしてくる敵がいる
・主人公だけになると攻撃一発で死亡
・主人公単独時はボタン連打でスペルゲージを溜めてスペルを発動するが、復活と攻撃を削るとリカバリーは不可能となる
・一度クリアしたシナリオしか会話のスキップができない
・全滅するとボス戦以外はシナリオ最初から
・王の選択に能力アップなどが一緒に選択されるため、取りたくない能力アップを取らなければならない可能性がある(つまるところプレイヤーの戦略が王の選択によって潰される)
・マップが広いのに移動が遅くめんどくさい
など、とにかくちぐはぐな部分が多く、直接戦闘以外の部分もかなりストレスにさらされます。

あまりここまで強く言うことはないほうですが、このゲームは達成感と合わせて考えると、かなりコスト高です。1本3000円近いですから。
そのうえ主人公二人で似たような内容をやるとなるとかなりの地獄です。
はっきり言って1500円でも買わないほうが良いですよと言います。


何が凄いって、あれもこれもヴァルキリープロファイルを模して作っただろうに、元ゲームの面白さを開発側がまるで理解してなかったことです。
こういうバランスにしたかったというならそれまでなんですが。

最初に書いたように、ヴァルキリープロファイルを激マズアレンジしたゲームです。
個人的には1000円切ってたら試しに、お金をドブに捨てるつもりで買ってもいいんじゃないかと思います。

ひとつ前に遊んだ、「Demon's Tier+」も、う~んと思うところは有ったんですが、これに比べたらきちんとまとまっていて、尚且つ遊びやすくて良いゲームでしたね。
こちらは正直擁護のしようがないです。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
菅原 神無
性別:
男性
職業:
お仕事探し中
ブログ内検索
最新コメント
[01/12 七資産]
[12/28 七資産]
[11/26 軋む花]
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]