コーヒートーク

着想もおもしろいですが、それを形にしたという事実とシナリオもおもしろいです。

どんなゲームなのかは他所で見た方が確実なので割愛するとして、だらだら感想を。

まず、ノベルゲーム的な進行と、コーヒー作りの部分が良く合わせっているなと感動しました。
性質上当然ではありますが、操作はシンプルで、バックログや既読送りなども用意されていて抜け目がないです。
またコンパクトにまとまっており、ゲーム中ではキャラクターたちが「ひととき」を楽しむために店に訪れますが、プレイヤーにとってもまさにひとときのボリュームで収まっていて遊びやすくなっています。
人間以外にも様々な種族のキャラクターが出るためそういったジャンルを好む人にもおすすめです。
実績なども用意されており、ストーリーを楽しむ他、条件に合う飲み物の限界チャレンジや、フリーに作れるフリーモードなどもあります。
ストーリーという部分と、飲み物提供でのゲーム的な部分を、この作品全体としてのまとめ方が実にうまいと感じました。

アクションなどのゲーム要素を求める人にはもちろんジャンルが違うためお勧めできませんが、どんな人でもおすすめしたい、ぜひ一度は遊んでもらいたい作品です。


ものをつくる、というのはこういうことかと強く感じましたね。